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VOL.894 2026.08.19
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データ更新:2026年7月
財務諸表更新:2026年3月
ページ数:100ページ
書籍ファイル:セキュアHTML(印刷・コピー等制限オンライン版)
価格:180万VND (VAT込)

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Contents
  •  海運業界Q2:新船効果で業績に明暗 Q2/上期利益一覧表
  •  週間☆アクセス数上位ランキング!
    特集(2026年08月10日~2026年08月16日)
  •  今週の銘柄評価
    ペトロベトナム・ドリリング[PVD]
  •  編集後記
    「ファンティエットの魚醤博物館『Lang Chai Xua』」

1. 海運業界Q2:新船効果で業績に明暗 Q2/上期利益一覧表

 海運企業における2026年4~6月の業績は明暗が分かれた。新造船の導入や運賃上昇、運航効率の改善などを追い風に増益を達成する企業が目立つ一方、市場競争の激化やコスト増により減益となる企業も現れ、業績の明暗が鮮明となった。

新規船と運賃上昇が利益を牽引

 ペトロベトナム運輸[PVT](PV Trans)は、新船の導入と運航効率の向上により、4~6月の売上高が前年同期比+32%増の5兆7140億VND(約350億円)、税引後利益が同+88%増の6780億VND(約41億円)を記録した。

 ハイアン運輸荷役[HAH](Hai An Transport & Stevedoring)も、新船投入や運賃の上昇を追い風に税引後利益が同+13%増の4670億VND(約28億5000万円)に増加した。

・・・<続きはサイトでご覧ください>(記事本文には、2026年4~6月の業績のチャートあり)

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2. 週間☆アクセス数上位ランキング!(2026年08月10日~2026年08月16日)

 このコーナーでは、前週のベトナム株・経済情報(www.viet-kabu.com)のアクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位 ビングループ、設立33周年で新ロゴを導入 世界展開を加速

 民間複合企業であるビングループ[VIC](Vingroup)は、設立33周年に合わせ新たなロゴを導入した。従来の基本デザインを踏襲しつつ、5つの星の位置を変更したのが特徴だ。今回の変更は、世界市場での存在感とブランド価値のさらなる向上を目指す、同社の強固な決意を示している。

新たなシンボルに込めた世界への飛躍新

 ロゴでは、赤い円と黄色の翼はそのままに、5つの星を翼の下から上部へと配置換えした。これは、5つ星基準のサービスを維持し、常に新たな高みへと挑む姿勢を象徴している。

 なかでも最も大きくデザインされた中央の星は、新分野や海外での開拓において進路を先導する最高目標を表現したものだ。

・・・<続きはサイトでご覧ください


2 位 ビングループ、韓国でKRW建て社債発行へ

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)は、韓国市場でのKRW建て私募社債の発行計画を承認した。発行規模は最大4550億KRW(約510億円)だ。2026年後半に、韓国の証券投資家を対象に発行する。

 今回の社債は償還期間3年で、発行単位数は最大49単位、発行金額は10億KRW(約1億1300万円)の整数倍となる。利率は固定金利で年8.0%を上限とし、発行時の市場環境などに応じてVICの最高経営責任者(CEO)が決定する。担保付き、非転換、新株予約権なしの条件で、同社が直接の支払い義務を負う。

 この社債について、ベトナム国内での募集・上場は行わない。発行時期は下半期(7~12月)を予定し、具体的な時期は関係当局の承認や市場環境に応じて決定する。

・・・<続きはサイトでご覧ください

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3. 今週の銘柄評価

※「今週の銘柄評価」は証券会社独自の見解に基づくものであり、実際の投資判断はご自身で行ってください。

※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」に掲載した一部を「ベトナム株・経済情報」が独自に選んだだものを掲載しています。

●グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、こちらをご覧下さい。
http://www.gladv.co.jp/members/vietnam/index.html
●「ベトナム株通信」については、こちらをご覧下さ い。
http://www.viet-kabu.com/magazine/ad/global/index.php

ベトナム現地証券会社による今週の銘柄評価・ペトロベトナム・ドリリング[PVD]
(2026年08月19日 発行ベトナム株通信 第5934号)
■ペトロベトナム・ドリリング[PVD]■ 稼働リグ数の増加と国内外での堅調な需要を背景に、投資評価「買い」

 アグリバンク証券[AGR](Agriseco)は、国内唯一の掘削用リグリース企業のペトロベトナム・ドリリング[PVD](PV Drilling)の理論株価を2万1500VND(約130円)とし、投資評価を「買い(Buy)」とした。

 PVDの2026年4~6月の売上高は前年同期比+24.6%増の3兆0280億VND(約185億円)となった。自社が所有するジャッキアップリグの平均稼働数が5.91基(前年同期の3.67基)に増加し、掘削サービスが好調だった。一方、同期の税引後利益は同▲28.8%減の1780億VND(約10億9000万円)となった。

 1~6月では、売上高が前年同期比+63%増の6兆4380億VND(約390億円)、税引後利益が同+22%増の4790億VND(約29億円)となり、それぞれ通年計画の約58%、60%だった。

 現在、PVDは自社リグ7基とリースリグ4基の計11基をすべて稼働させており、稼働率は99%超の高水準だ。1日あたりのリース料は約9万USD(約1430万円)で安定している。2026年10月には8基目のジャッキアップリグの導入を計画しており、国内外での旺盛な掘削需要を背景に今後のさらなる成長が見込まれる。






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4. 編集後記

 スタッフが週替わりでお届けする「編集後記」。
 今週はベトナム人スタッフのNguyen Thanhがお送りする、「ファンティエットの魚醤博物館『Lang Chai Xua』」のお話です。

 旧ビントゥアン省ファンティエット市(現・南中部地方ラムドン省フートゥイ街区)は、昔からヌクマム(Nuoc mam=魚醤)の名産地として知られています。ここにある「ランチャイスア(Lang Chai Xua=昔の漁村)」は、ベトナム初のヌクマムをテーマとした博物館です。

 約1600m2の館内は14のテーマ別スペースに分かれ、ファンティエットの漁村とヌクマムの約300年にわたる歴史を紹介しています。昔の街並みや塩田、漁師の暮らしなどが再現され、実際に昔の漁村を歩いているような感覚で楽しめるのが大きな魅力です。

 館内では、チャンパ王国の時代から阮朝、フランス統治時代、1940~60年代へと、ファンティエットの歴史をたどることができます。

 昔の写真や漁具のほか、ヌクマムの製造と商売で財を築いた「ハムホー(Ham ho)」と呼ばれる大規模なヌクマム生産者の家も再現されています。ハムホーは多くの大型の発酵桶を持ち、船でヌクマムを各地へ運んだ商人でもありました。一部は南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック島などにも進出したとされ、ファンティエットのヌクマムを全国へ広げるうえで大きな役割を果たしました。


 では、なぜファンティエットでヌクマム作りがこれほど発展したのでしょうか。大きな理由は、魚と塩という2つの原料に恵まれていたことです。この地域の海では海流や湧昇流の影響で魚の餌となるプランクトンが豊富になり、ヌクマムに適したカタクチイワシ類が多く獲れます。また、強い日差しと風に恵まれ、塩作りも古くから盛んでした。塩分濃度と純度の高い塩に加え、年間を通じて暑く乾燥した気候も発酵を助け、ファンティエット独特のヌクマムを生み出してきました。

 ヌクマム作りのコーナーでは、魚と塩を「トゥンレウ(thung leu)」と呼ばれる大きな木桶に入れ、長期間発酵させる伝統製法を学べます。こうした大型木桶は、ヨーロッパの商人が使っていたワイン樽の製造技術を取り入れて発展したとされています。完成したヌクマムは「ティン(tin)」と呼ばれる陶器の壺に詰め、帆船で各地へ運ばれました。館内では、かつてこの地域でヌクマムを「マムヌク(Mam nuoc)」と呼んでいたという話も紹介されています。また、古代ローマの魚醤「ガルム」や、海上交易を通じた食文化の交流に関する説も紹介されていますが、地中海の魚醤が直接アジアへ伝わったという説は、学術的には定説となっていません。

 この博物館は、展示を見るだけではありません。漁師になった気分で網を扱ったり、塩を運ぶ作業を体験したり、巨大な発酵桶を間近で見たりすることができます。純粋な一番搾りのヌクマム「マムリン(Mam rin)」について学べるのも見どころです。木材や昔の道具を使った館内には写真を撮りたくなる場所も多く、ヌクマムや歴史に詳しくない人でも気軽に楽しめます。



(かつてのヌクマムブランド)

 見学後は、博物館の隣にあるレストラン「ニャーハン・スア(Nha Hang Xua)」に立ち寄るのもおすすめです。昔の漁村を思わせる落ち着いた空間で、新鮮なシーフードやファンティエットの郷土料理、ベトナム料理を味わえます。



 博物館でヌクマムの歴史や作り方を学んだ後、実際の料理と一緒にヌクマムを味わえば、その一滴に込められた海の恵みと人々の知恵をより身近に感じられるでしょう。ビーチや砂丘とはひと味違うファンティエットの文化に触れたい人におすすめのスポットです。 

photo by Nguyen Thanh’s friend
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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベ トナム株・経済情報」をよろしくお願いいたします。

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